KP社外ブログ TOP » ITツールを使い倒せ! > アクセス解析 » 第4回-2 「検索ワード分析の切り口 その2」
2008年06月23日
アクセス解析のデータの読み方第4回目「検索ワード」について、
前回はカテゴリ分析の重要性をお伝えしました。
今回は検索ワードに焦点を当て、
自社サイトの「Goodワード」(これはイケてる!と言えるキーワード)
の考え方についてお伝えしたいと思います。
狙った検索ワードでの流入が増えた!
・・・とそれだけで喜んでいませんか?
本当にそのキーワードは「Goodワード」でしょうか?
そもそも自社サイトの「Goodワード」とは何なのでしょうか。
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■検索ワードの「その先」を分析する
検索ワードを分析する時、どんなワードでの流入が多かったか?
という数の多さ・少なさで思考がとまってしまうことが多いです。
もちろん、流入が多い検索ワードは、自社サイトにユーザを引き込む力を
持っている重要なワードには間違いありません。
しかし、流入してきた後で、ユーザがどんな動きをしているのかまで
分析できているでしょうか?
検索ワード分析では、個々のワード(または検索フレーズ)毎の
コンバージョン率、離脱率、また導線分析をすることにより、
自社サイト(商品やサービス)で訴求したい内容に対する想定キーワード
との一致・不一致(かい離)を把握することが何よりも重要です。
たくさんのユーザをサイトに引き込めるキーワードであっても
離脱率が異常に高ければ、
・自社のサービスや商品に結び付くキーワードではない
=自社サイトにとって「Goodワード」ではない
・想定していたキーワードだが、webサイト内で訴求できていない
=「Goodワード」だがユーザを逃がしている
いずれかが考えられます。
また、キーワード毎にユーザの導線をみることで、どんな検索ワードで
流入してくるユーザが何に興味をもってwebサイトをみているか?も
「Goodワード」を抽出する条件として大事です。
■想定外のキーワードを見逃さない
また検索ワードを分析していると、想定していなかったワードでも
ユーザを引きこむ可能性のあるキーワードを見つけ出せることがあります。
例えば、以前、私が解析ベンダーでマーケティングを担当していた時
自社サイトの検索ワードを分析していると
「roas」(return on advertising spend)というワードでの流入を見つけました。
『広告費用の回収率』という言葉ですが、流入数こそ多くはないのですが
自社の解析ツールでは分析項目の1つとしてあったにも関わらず、まったく
気に留めていないワードでした。
当時はまだそれほどメジャーではないワードでしたが、自社製品の顧客層が
求める機能としては大事な分析項目で、商品やサービスと非常に親和性が
高かったのです。
さて、自社のwebサイトを確認してみます。
すると受け皿となっていたページの内容は薄く、サービスや機能説明ページへの
導線もつけられていない状態でした。
ユーザの多くは離脱していましたが、何名かはサイト内を回遊していたのです。
どういう対応を取ったかは言うまでもありません。
■Goodワードを柔軟に考える
以上のように、流入数が多い=「Goodワード」と限定して考えず
訪問者が入力してくる検索ワードから
自社ドメインと関わるキーワードにも注目し、離脱していないか?
ランディングページで十分な”おもてなし”が出来ているか?
また、そもそも狙っているキーワードでの流入があまりにも少ない場合は
webページの作り込みやリスティングの出稿などSEMだけでなく、
webマーケティング全般での対策も検討する必要があります。
■カテゴリー構成比・Goodワード占有率を目標数値にする
検索ワード分析は、前回お伝えしたカテゴリー構成比とあわせて
今回お話しした「Goodワード」の占有率を時系列でウオッチしていって下さい。
単にwebページをいじるためのデータではなく、自社の顧客ニーズを捉え
顧客獲得機会を得るためのマーケティングデータとして見ていって欲しいと思います。
投稿者 mikuriya : 2008年06月23日 15:30
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