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2008年09月01日
『私はこうして受付からCEOになった』
元ヒューレット・パッカード会長兼CEO カーリー・フィオリーナ(村井訳)
元HPのCEOであるフィオリーナ女史の自伝です。
全編を通じて、Ms.フィオリーナのタフさが伝わってきます。
学生時代のアルバイトにはじまり、AT&Tでも、ルーセントテクノロジーでも
もちろんHPでも、時にはユーモアを交え、ネゴシエイターとのやり取りを進める手腕は
本では 柔らかい文面で書かれていますが、
実際にはかなりな剛腕だったことが、容易に想像されます。
Ms.フィオリーナが好んで使った言葉があります。
生き残るのは強い種でも賢い種でもない
最も変化に適応した種だけが生き残る
有名なダーウィンの進化論です。
今の不況期にあって、こうした攻めの経営のスタンスには
気が引き締まります。現状維持はすなわち停滞を意味する、と。
コンパックの買収やプロキシーファイトなど、HPを去る瞬間のシーンには
身につまされる思いもします。
本文の最後の最後まで、後悔や疑念など、後ろ向きな表現は一切なく
Ms.フィオリーナの気丈な言葉が数多く並んでいます。
特に、コンパックの合併におけるハードネゴでは、
「前進する力は必ず、変化を恐れる気持に打ち勝つ。
未来を考える社員のための戦いであり、勝てると信じていた」
と仰っています。
数多くの業績を勝ち取ってきた、Ms.フィオリーナの強さに、
励ましを受ける本としてお勧めします。女性・男性かかわらず、経営者の方に
また
経営者ではない方にも
自分を偽ってはいけない。
自分がしあわせで誇りを持てるような人生を送れればいいんじゃないか。
という一節を贈ります。
立ち止まっていても何も進まないーー
今、自分探しをしている方にも、彼女のメッセージから何か励まされることが
あるかもしれません。
投稿者 sakuma : 2008年09月01日 10:00
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