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2009年03月01日

策士:諸葛孔明の天下三分の計

 『諸葛孔明』 陳 舜臣

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昨年、映画化で話題になった「三国志」(映画名は”レッド・クリフ”でしたが)。

この本は、諸葛孔明の一生にフォーカスが当てられています。

孔明がどういう経緯で劉備に仕えるようになったか、
天下三分の計は孔明の生きていた間、どこまで完成していたのか、
劉備や自分亡き後、後人に何を託したか、 

を、陳舜臣なりの視点で語っている本です。


今の時代の経営に何を学ぶかはさまざまですが
後漢末期は人口が激減した時代、武器も人もなければ戦えない。

孔明はまず何を考えたか?

まず第1に、お膝元である蜀での戦いを踏まえた、車輛の改善。

2番目には、同盟国とのバランスから、長江沿岸での戦いに備える必要があったから
船の調達であった。

想定される戦いの順番を決め、それにあったリソースを準備する。

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ひるがえって現代。

内部留保のある製造業をはじめとする中小企業では、優秀な人材を
ここで確保するチャンスとして、積極的な採用を行っている企業も多い。

かたや、予算編成も難しい企業もあるようだが

いずれにしても、孔明が少ない人口でも戦えるための”道具”を準備したと同じく、


  10人でかかる仕事を3人でできるようにすれば、3倍の兵力となる


ことを忘れてはならない。


その準備をどこから着手するか。

不況下で、コスト削減努力が一巡したら、次は少ない人数でいかに戦うかを
考えるポジティブな動きが主流になってこよう。

その時、何を”道具”とするか、今期予算で組めるようにしておきたい。

投稿者 sakuma : 2009年03月01日 09:00

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